日本の文化 和紙

2017.1.10

古き良き日本の家の窓辺には障子があります。
年末年始に帰省した際、実家で目にして懐かしい気持ちになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

neie名古屋のモデルハウスの障子にも和紙を使用しており、
組子の両面に外枠を残して和紙を張る方法は「太鼓張り」と呼ばれています。

 

太鼓張りの障子は和紙と和紙の間に空気層があり、断熱性にとても優れています。
障子をぴったりと閉めれば窓辺のひんやりとした空気が室内に流れてくることもありません。
デザインと住み心地の良さを兼ねた日本人の知恵の結晶だと思います。

 

お休みの日に名古屋市内にある手漉きの和紙や世界の紙製品を扱うお店へ行き
いくつか自分好みの和紙を購入しました。

 

お正月と言えばお年玉ですが、お年玉を包むぽち袋も、
昔の男性たちは京都で遊びを嗜むとき
家紋などが入った和紙のぽち袋を普段から何柄か持ち歩き
ちょっとお金を包むのに使っていたそうです。

 

日本の暮らしの様々なシーンで活躍し、日本の文化を育んできた和紙。
どんなふうに使おうかなと、考えるだけでわくわくするものです。

 

by kawai